「嫌われる勇気」という本で紹介されていた名言

アドラー心理学をわかりやすく解説してくれた「嫌われる勇気」ですが、大人気の書籍として今も君臨しています。

 

人間の悩みのほんんどが人間関係ということもあり、現代人にとってぜひ読んでおきたい一冊です。

 

「嫌われる勇気」の中で「人生は他人との比較ではない」という名言があったので私なりに解説をします。

 

「人生は他者との比較ではない」という名言を私なりに解説

「人生は他者との比較ではない」という名言は、私達がいかに他人と比較しながら生活しているかを考えさせられる言葉です。

 

小さい頃、親から「うちはうち、他の家は他の家」といったようなことをよく聞かされましたが、大人になった今はどうでしょうか?

 

いつも、自分を他人と比較して優劣をつけたりしていませんか?

 

人と比較をして「勝ち負け」にこだわる人は、自分に自信がなくいつも他人と比較をしていなければ不安でしょうがないのでしょう。

 

他人と比較することなんて意味がありません。

 

所詮、他人と比較している人は、その人の過去の経験から物事に優劣や正誤をつけて他人と比較しているだけです。

 

他人と比較している人が必ずしも正しいとは限りませんし、時代の流れが早い現代では少し前まで常識だったことが非常識になっていることがよくあります。

 

例えば、日本以外の国で日本の常識が通じないないのと同じことなのです。

 

日本の生活様式が海外で通じないことはみなさんも容易に想像がつくことでしょう。

 

人生を他人と比較すること自体がそもそも間違っています。

 

職場で嫌な人間関係に悩まされている人は狭いコミュニティの中だけの常識に縛られている人です。

 

逃げられる環境であるのであれば「逃げるが勝ち」となります。

 

戦争をしている国に行けば悲惨な日常が常識となるので、「敵の攻撃を受けることはおかしい」と言ってもミサにルが飛んでくるかもしれません。

 

人と比較をしないこと、そして嫌であれば環境を変えることが大切です。

 

引用元

嫌われる勇気

自己啓発の源流「アドラー」の教え

作者 岸見一郎 古賀史健